滋賀県南部にあり、東は湖南市、南は甲賀市、西は大津市、草津市、北は守山市、野洲市に接する。
 JR東海道本線(琵琶湖線)、草津線、国道1号、8号、名神高速道路が走り、栗東、栗東湖南の2インターチェンジがある。
 市域南部で本市最高峰の標高 693m の阿星山を中心とした金勝連峰から広がる丘陵地帯を形成し、市域の半分を占めている。北部は近江盆地の沖積平野の一部を形成し、北西方向に緩やかに傾斜する水田地帯が広がっている。西部には草津川、野洲川という琵琶湖に注ぐ二つの主要な河川があり、琵琶湖南湖の流水域上にある。
 1954年(昭和29)4村が合併して町制施行。2001年(平成13)市制施行。開発の歴史は古く、北部には条里地割も残る。六地蔵は近世、東海道の間の宿、立場として栄えた。かつては水田農業の町だった、名神高速道路の開通を契機に各種の工場が立地。1970年(昭和45)には日本中央競馬会トレーニングセンターが完成した。
 交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地。
 国指定史跡・重要文化財の旧和中散本舗大角家住宅のほか、国指定重要文化財に大宝神社本殿、大野神社楼門などがある。また南部の金勝山山頂には山岳宗教で知られた金勝寺があり、国指定重要文化財も多く、南麓には狛坂磨崖仏(国指定史跡)、北麓には県民の森がある。また、金勝寺ハイキングコースの入口には馬頭観音がある。他にも栗東自然観察の森、JRA栗東トレーニングセンターなどがある。

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