美浜町は知多半島南部にあり、南は南知多町、北は武豊町、常滑市に接し、東は三河湾、西は伊勢湾に面する。
 名古屋鉄道河和線・知多新線、南知多道路、国道247号が通じる。
 東西の両海岸に向かって広がる平地と、ほぼ中央を南北に知多丘陵が連なる町。
 1955年(昭和30)河和、野間の2町が合併して美浜町と改称。1957年(昭和32)に小鈴谷町上野間地区が合併し、現在の美浜町域となる。
 畜産、施設園芸が盛んで米作もおこなわれる。特産はミカン、ノリ養殖、鋳物用珪砂、水飴。
 時志観音のある河和は河和線の終点、バス交通網の起点で、早くから海水浴場として知られた所がある。丘陵上の鵜の山はカワウの繁殖地で、国の天然記念物に指定されている。三河湾国定公園として指定されている美しい自然が広がり、温暖な気候、海水浴場として利用されている白砂の浜辺、天然記念物「鵜の山鵜繁殖地」、源平合戦の歴史を物語る史跡「大御堂寺」、東海地方最古の霊場「時志観音」、源義朝の墓のある「野間大坊」や、小野浦出身の音吉、久吉、岩吉の3人の船乗りが、1年余り漂流の後、米国に漂着し、その後英国人に助けられ、聖書和訳に協力したことを称えた「和訳聖書発祥の碑」などがある。また、新南愛知カントリークラブなどのゴルフ場、南知多ビーチランド、総合海浜公園、愛知県美浜少年自然の家、食と健康の館などのレジャー施設がある。

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