九戸村
印刷する九戸村は、岩手県北部、北上高地の北部に位置する。村の中央を南北に縦断する瀬月内川を中心に、西側の山々と波状丘陵地、東側の小起状山地に狭まれた盆地状の地形を形成。北は軽米町、東は久慈市、南は葛巻町、西は二戸市、一戸町と接している。国道340号のほか、八戸自動車道が通り、九戸インターチェンジが設置されている。
長興寺は天正年間(1573~1592年)九戸政実が居を構えた地で、当時の九戸地方の中心地。かつて戦国時代最後の戦いとして豊臣秀吉と戦った戦国の英傑、九戸政實公ゆかりの史跡が残る。
酪農、ブロイラー飼育、葉タバコ、野菜栽培を主とし、クルミを特産する。
九戸政實公ゆかりの九戸神社や首塚などの史跡がある。折爪岳山頂付近はヒメボタルが多数生息しており、毎年7月中頃にヒメボタル鑑賞会がおこなわれる。この他、ナイター設備のある村営くのへスキー場はファミリースキー場として人気。