標津町
印刷する標津町は、道東部にあり、南は中標津町、別海町、西は斜里町、清里町、北は羅臼町に接し、東は根室海峡に面する。
国道244号、272号、335号が通じる。知床(しれとこ)半島の東側つけ根にあり、根室海峡に臨む。
知床半島の東側付け根にある。本町を中心に両腕を出すように、左手に日本最後の秘境といわれる知床半島が、右手にはノサップ岬を先端とする根室半島が延びている。東に臨む根室海峡の水平線上24km先には国後島を臨む。日本一の砂嘴(海岸から沖に出た砂の陸地)野付半島が本町を基部として延びているほか、背後に広大な牧場が広がる根釧原野を擁する。知床半島の突端から西南に連なる千島山脈により北部及び西部は山岳地帯で、山麓は東のオホーツク海にゆるやかにのびて海岸線に至っており、知床連山からオホーツク海に緩慢な傾斜をもって広がる原野となっている。主な河川は山脈を源として発する植別川、忠類川、古多糠川、標津川等の他、原野中部を源とする当幌川があり、いずれも東流して根室海峡に注ぐ。標津川、当幌川の下流は広大な湿地となっている。忠類から植別間の20kmの海岸沿いは絶壁をなし、冬期の風波による海岸浸食のため、年々陸地は後退している。
1958年(昭和33)町制施行。町名はアイヌ語「シペツ」(大きな川)、または「シベツ」(サケのいる所)による。海岸部は江戸時代に、内陸部は明治末期から開けた。
内陸の酪農と、サケ、ホタテガイ等のオホーツク海沿岸の漁業が主幹産業。
標津市街北方の海沿いにある標津湿原(国の天然記念物)は、高山、亜寒帯の植物約80種が群生し、標津遺跡群(国史跡)の一部を含めて、ポー川史跡自然公園となっている。