佐呂間町は、道北東部にあり、東から南は北見市、西は遠軽町に接している。北は一帯がサロマ湖に面している。
 国道238号、333号が通る。
 サロマ湖の南岸に位置し、北見山地東縁の丘陵と台地とからなる。天北山系の山々を背景に、南部の仁頃山(829 m)を最高として、北に向かって徐々にその高度が低くなっている。北西部は標高200 ~400mの起伏に富んだ地形で、東西には佐呂間別川が浜佐呂間でサロマ湖に注いでおり、その河谷などに低地がある。
 1894年(明治27)、現在の浜佐呂間の地に漁業のかたわら農業を営む定住者があらわれ、1901年(明治34)佐呂間別原野の区画設定が行われて開拓の基礎となった。
 佐呂間別川沿いでは麦類やテンサイなどの寒冷地畑作がおこなわれ、乳牛、肉牛の飼育なども行われる。漁業ではホタテ、カキの養殖を行う。
 サロマ湖を一望できる展望台、サロマ湖畔遊歩道、幌岩山登山遊歩道、キムアネップ岬がある。

観光資源一覧

サロマ湖の写真

サロマ湖 (北海道 佐呂間町 / 北海道 湧別町 )

オホーツク海岸の北見市、佐呂間町、湧別町の3つの市町にまたがる周囲約90km 、面積約152km2を誇る北海道内では最も大きな湖である。日本全体では、琵琶湖、霞ヶ浦に次いで第3番目。もとはオホーツク海に接する湾状の地形だったが、湾口に堆積した砂が海と湖を隔てる砂州となり、現在のような湖になった。20km以上の細長い砂州で...