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都道府県「福岡県」 タイプ「集落・街」

門司港周辺建造物群の写真

門司港周辺建造物群 ( 福岡県 北九州市 )

1889(明治22)年に国の特別輸出港に指定された門司港。以降、金融機関や商社、海運会社などが支店を構え、横浜、神戸と並ぶ国際貿易港として栄えた。地区の交通拠点となったのは「門司駅(現門司港駅)*」。しかし、1942(昭和17)年の関門鉄道トンネルの開通によって、同駅を経由せずに本州との行き来が可能になったことなどを背景に、町...

秋月城下町の写真

写真提供:朝倉市商工観光課

秋月城下町 ( 福岡県 朝倉市 )

朝倉市の中心市街地から北へ約7km、標高約860mの古処山の麓に広がる城下町・秋月。中世からここに拠った秋月氏が豊臣秀吉に抗して遷されたのち、黒田長政の三男長興が秋月藩初代藩主となり、1624(寛永元)年に新たに城を築き、5万石の城下町として復興した。今は石垣と堀の一部が残り、黒門や長屋門などに昔日の面影が偲ばれる。  町全体...

筑後吉井の町並みの写真

筑後吉井の町並み ( 福岡県 うきは市 )

筑後平野の東部、筑後川の中流域に広がるうきは市吉井町。JR久大本線の北側に、古い町並みが残っている。江戸時代、城下町久留米と日田天領を結ぶ豊後街道の在郷町として大いに栄え、その後は、ろうそくや菜種をはじめとした地域の特産品加工を扱う有力商人の金融活動などで繁栄。  町並みは、もともとは茅葺きが多かったが、明治初期の大...

新川田篭の町並みの写真

新川田篭の町並み ( 福岡県 うきは市 )

筑後川の支流の一つである隈上川沿いの谷筋に広がる集落。川水を、水路を使って利用し、石垣で造成した棚田で稲作を営んでいる。上から見ると棟がコの字型をした「くど造り」と呼ばれる形式の民家・平川家住宅*を代表とした寄棟造の茅葺きの主屋など、昔ながらの建築が残り、かつての農村景観を今に伝えている。