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都道府県「高知県」 タイプ「神社・寺院・教会」

竹林寺の写真

竹林寺 ( 高知県 高知市 )

文殊信仰の霊場である唐の五台山に登って奥義を授かる夢をみた聖武天皇の命により行基が唐の五台山に似た霊地としてここを選び、724(神亀元)年に開創されたと伝わる。大同年間(806~809年)に弘法大師がここで修行したという由縁から、のちに四国霊場第三十一番札所になった。江戸期には土佐藩山内家が代々祈願寺とし、学侶が集まり、近世...

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土佐神社 ( 高知県 高知市 )

JR土讃線土佐一宮駅から北へ徒歩15分。県道384号から少し奥まったところに見える門が参道の入口。社殿に向かって真っすぐに伸びる参道の並木、社殿背後の「志那祢(しなね)の森」が神域を縁取り、俗との境界となっている。  勅使の参向を重ねて迎えていた式内社(都佐坐神社)にして、鎌倉時代には神仏習合となり、土佐国総鎮守の一ノ宮と...

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金剛頂寺 ( 高知県 室戸市 )

四国八十八ケ所霊場第26番札所。807(大同2)年に平城天皇の命をうけ弘法大師によって創建されたといわれる。室戸三山*において通称「西寺(にしでら)」と呼ばれる。金剛頂寺は、高知市方面から国道55号をバス停元橋西の信号で左折、集落を通って山道を2kmほどのぼった台地にある。  駐車場から33段の女坂、42段の男坂、61段の厄除坂から...

最御崎寺の写真

最御崎寺 ( 高知県 室戸市 )

四国八十八ケ所霊場第24番札所。東寺*とも呼ばれる。室戸岬突端部後方の高い位置にあり、室戸市街地方面から室戸岬スカイラインで上っていくと、参拝路入口・駐車場まで行ける。  807(大同2)年の唐から帰国した空海が嵯峨天皇の命で開き、本尊・虚空蔵菩薩は空海作と伝わる。室町時代に足利氏の土佐の祈願所(安国寺)となり、江戸期に...

豊楽寺の写真

豊楽寺 ( 高知県 大豊町 )

JR土讃線 大田口駅から徒歩30分。大田山大願院豊楽寺。724(養老8・神亀元)年、行基による創建が伝えられている真言宗寺院。  その薬師如来は国内有数に名高く、四国らしい谷をはさむ急峻な山の中腹にありながら信者参拝を迎えてきた。「柴折薬師(しばおりやくし)」ともよばれる。荒天による大破を被っては長宗我部元親(ちようそかべも...

(土佐)国分寺の写真

(土佐)国分寺 ( 高知県 南国市 )

土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)後免(ごめん)駅の北2.5km。高知市内に通じるとさでんバスの最寄りバス停から徒歩20分。  紀貫之*が国司として4年間滞在した国府の地。土佐国分寺は、天平年間(729~749年)に諸国に建てられた国分寺の一つで行基により741(天平13)年創建。本尊は行基作と伝わる千手観音。庭園などに杉苔が...