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都道府県「山形県」 タイプ「植物」

東根の大ケヤキの写真

東根の大ケヤキ ( 山形県 東根市 )

JR奥羽本線東根駅から東に2km、小田島城跡、現在の東根小学校校庭にある。小田島城築城の正平年間(1346~1370年)にはすでに生い茂っていたといわれ、樹高約28m、根まわりは約16mもある。樹勢も良好で、葉は繁茂し、幹は一部空洞化しているもののしっかりと太く、根も大地をしっかりとつかんでいる。推定樹齢1500年以上ともいわれている。

ベニバナの写真

写真提供:山形県

ベニバナ ( 山形県 山形市 / 山形県 天童市 / 山形県 寒河江市 / 山形県 上山市 )

キク科でアザミによく似た花をもち、古くから染料や口紅の原料として使用されていた。原産地は未詳だが、中近東だとされている。日本にはすでに3世紀には伝来していたといわれ、万葉集*にも「久礼奈為」、「呉藍」などとして詠み込まれており、10世紀後半に編纂された「和名類聚抄」には「紅藍」*の記載がある。  山形での栽培が始まった...

烏帽子山公園のサクラの写真

写真提供:南陽市観光協会

烏帽子山公園のサクラ ( 山形県 南陽市 )

JR山形新幹線赤湯温泉駅から東へ約1.4km、赤湯温泉の裏手にあり、烏帽子山八幡宮*の社域が公園になっている。桜の名所で、米沢(置賜)盆地をはじめ吾妻、飯豊、朝日連峰の好展望地である。  この公園は1875(明治11)年に温泉客向けにサクラなどの花木を植えたのが始まりである。その後、町が2度の大火に遭うなどして公園の拡張事業は困...

山五十川の玉スギの写真

山五十川の玉スギ ( 山形県 鶴岡市 )

JR羽越本線五十川駅から五十川沿いに6kmほど山間に入り、支流の温俣川がつくる沢の斜面にある熊野神社の境内に立つ。樹高36.8m、根元幹囲が22.2m、目通幹囲11.4mの杉の巨木で半球状の樹冠を有し、姿が良いことから、この名がついたという。樹齢は1,500年くらいといわれているが、樹勢は旺盛で太い根幹は斜面をしっかりつかみ、一部は地表に露...