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霧島山のミヤマキリシマの写真

写真提供:霧島市

霧島山のミヤマキリシマ ( 宮崎県 えびの市 / 鹿児島県 霧島市 / 宮崎県 他 )

樹高は1mほど。ツツジの一種で九州各地の高山に生息する。紫紅色、桃色、薄紅色の花をつける。命名は日本を代表する植物学者の牧野富太郎博士。1909(明治42)年に霧島へ新婚旅行に訪れた折に発見した。 開花時期は、高千穂河原(たかちほがわら)が5月下旬、韓国岳(からくにだけ)山頂が6月上旬。

蒲生のクスの写真

蒲生のクス ( 鹿児島県 姶良市 )

樹齢1500年以上と推定される日本一大きなクス。蒲生八幡神社の境内に堂々とした姿を誇っている。根回り33m、幹回り24.2m、樹高33m。幹の西側に人が入れるほどの開口があり、内部には約8畳分の空洞ができている。幹が空に向かって大きく張り出し、枝葉がよく茂っていて壮観だ。  蒲生八幡神社は1123(保安4)年、蒲生院の領主であった蒲生上...

忠元公園のサクラの写真

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

忠元公園のサクラ ( 鹿児島県 伊佐市 )

小高い丘にある忠元公園の敷地を囲むように、約700本のサクラが植えられている。この公園には芝生広場、展望台、チビッコ広場、遊歩道が整備されており、市民の憩いの場となっている。3月下旬から4月上旬にかけてサクラが満開になるころには、千数百個の提灯が灯り、夜桜見物の花見客でにぎわう。  公園内には島津家随一の武将、新納忠元(...

千本イチョウの写真

千本イチョウ ( 鹿児島県 垂水市 )

園主である中馬夫妻*が30年をかけて植えたというイチョウが、季節になると黄金色に染まり人々を魅了する垂水市の名所。先代から受け継いだ山を開墾し、夫妻が植えたイチョウは1,200本以上になる。

坊津町のソテツの写真

坊津町のソテツ ( 鹿児島県 南さつま市 )

沖縄から奄美大島にかけて自生する亜熱帯植物、ソテツ。自生地の北限は九州の南端、薩摩半島および大隅半島の南部の海岸を望む岩地である。南さつま市坊津町、指宿市山川、肝属郡(きもつきぐん)南大隅町佐多・肝付町(きもつきちょう)内之浦に自生しているソテツが国の天然記念物に指定されている。  薩摩半島の西南端に位置する南さつ...

屋久島の森の写真

写真提供:ネイチャーガイドオフィス まなつ

屋久島の森 ( 鹿児島県 屋久島町 )

屋久島は鹿児島の南方、九州本土最南端佐多岬から南南西約60kmの洋上に位置する、ほぼ円形をした島。周囲約130kmで、その9割が森林。九州最高峰の標高1,936mの宮之浦岳をはじめ1,000m以上の高峰が40座以上あり、八重岳とよばれるほど山が連なる。  島の土台となっているのは、砂岩や泥岩などの堆積岩が重なった日向層群(熊毛層群)とよば...

縄文杉の写真

写真提供:ネイチャーガイドオフィス まなつ

縄文杉 ( 鹿児島県 屋久島町 )

胸高周囲16.4m、樹高25.3m、確認されている屋久杉の中でも最大級の老大木。1966(昭和41)年に島の役場職員により発見された。荒川登山口から約8kmのトロッコ道を歩き、約3kmの登山道を登りたどり着く、標高1,300mの地点にある。途中、登山道に入り約600mで、ウィルソン株がある。縄文杉の推定樹齢は2200年から7200年まで諸説ある。根の踏み...

弥生杉の写真

弥生杉 ( 鹿児島県 屋久島町 )

樹高26m、樹周8.1m。白谷雲水峡の一角にあり、付近では最大の屋久杉。推定樹齢は3000年。上部の枝分かれの様子や複雑な幹の形などから、木材としては向かないと江戸時代に切り残された代表的な屋久杉といえる。屋久杉にしては、比較的標高の低い位置にある。

紀元杉の写真

写真提供:ネイチャーガイドオフィス まなつ

紀元杉 ( 鹿児島県 屋久島町 )

標高約1,200mの町道淀川線(通称安房林道)にあり、屋久島で唯一、車窓から見ることができる屋久杉。樹高19.5m、胸高周囲8.1m、推定樹齢約3000年。ヒノキ、ヤマグルマ、アセビ、ヤクシマシャクナゲ、ナナカマドなどの植物が紀元杉に着生し、大きく育っている。根張りを保護するため、周囲は木製デッキが整備されている。

ウイルソン株の写真

写真提供:ネイチャーガイドオフィス まなつ

ウイルソン株 ( 鹿児島県 屋久島町 )

推定樹齢2000~3000年、江戸時代に木材用に切り倒されたといわれている屋久杉の大株。1914(大正3)年に屋久杉を調査し、大株を紹介したアメリカの植物学者ウィルソン博士にちなんで名付けられた。根回り32.5mの切株の中は10畳ほどの広さの空洞になっていて、泉が湧きだし、小さな流れをつくっている。付近はモミ、ツガの針葉樹、ヒメシャラ...

住用のマングロ―ブ林の写真

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

住用のマングロ―ブ林 ( 鹿児島県 奄美市 )

マングローブは熱帯・亜熱帯の河口汽水域に生育する耐塩性植物の総称であり、それによって形成される林のことをマングローブ林という。  奄美空港から車で約70分南下した奄美市住用町に広がるマングローブ林は、住用川と役勝川(やくがちがわ)が合流する地帯にあり、沖縄県西表島に次いで日本で二番目に大きい。構成種はオヒルギとメヒル...

金作原原生林の写真

写真提供:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

金作原原生林 ( 鹿児島県 奄美市 )

奄美市名瀬の市街地から車40分ほどのところにある原生林。イタジイ、イジュ、ヒカゲヘゴなどの亜熱帯特有の植物を観察しながら林道を歩くことができる。ルリカケスなど奄美の固有種である貴重な生物に出会えることも。  金作原原生林では、貴重な自然環境の保全のため、2019(平成31)年2月から「奄美群島認定エコツアーガイド(有料)」の...

湯湾岳の照葉樹林の写真

写真提供:宇検村役場観光課

湯湾岳の照葉樹林 ( 鹿児島県 宇検村 / 鹿児島県 大和村 )

湯湾岳は標高694m。奄美群島の最高峰だ。山頂一帯にはミヤマシロバイ、ミミズバイなどハイノキ属の樹木が4種も出現するなど注目すべき特徴をもった低木林が発達しており、貴重な亜熱帯性の照葉樹林として保護されている。  7合目付近にある宇検村の「湯湾岳公園」までは車で行くことができる。「湯湾岳公園」には展望台があり(2019(令和...

安木屋場のソテツ・バショウ群生地の写真

写真提供:龍郷町

安木屋場のソテツ・バショウ群生地 ( 鹿児島県 龍郷町 )

奄美大島の龍郷町、今井崎の西側に位置する安木屋場集落。集落の背後に控える神山「オダキ」の斜面に、ソテツとイトバショウの群落がある。  ソテツもイトバショウも島人の暮らしに深く関わってきた植物だ。イトバショウは芭蕉布の原料として、ソテツは実や幹のでんぷんを水でさらして毒を抜き、救荒食物として昔から島の人の命を支えてき...