野外民族博物館リトルワールドやがいみんぞくはくぶつかんりとるわーるど

名鉄犬山線犬山駅から日本モンキーセンター経由の直通バスあり。犬山市の南東、岐阜県との境界上の愛岐丘陵にあり、面積123万m2の広さをもつ。
 野外民族博物館リトルワールドは、さまざまな民族の生活文化を衣・食・住を通して紹介し、来館者の異文化理解や国際理解を深め世界の諸文化を考える場として1983年に開館。
 常設展示は、本館と野外の二部構成になっている。本館展示は人間の文化と生活を5つのテーマにまとめ、世界各地から収集された約6,000点の貴重な実物資料が展示されており、文化の多様性とその底を流れる人間の共通性を紹介している。
 野外展示場は一周約2.5kmの周遊路に沿って、実物の家屋が31棟復元されている。どれも実際に人々が暮らしていた家を移築、あるいは実在の家をモデルとして正確に復元した建物で、家屋内の調度やインテリアもすべて本物である。
#

みどころ

野外展示場では、沖縄、山形、台湾、ペルー、バリ、ドイツ、フランス、イタリア、アフリカ、インド、トルコ、タイ、韓国など、その地域・国を代表する料理を楽しめるし、雑貨などの買い物や民族衣装の着用ができることもリトルワールドの魅力の一つ。
 本館展示室は、大阪の国立民族博物館を思わせるすぐれた展示であるので、来園者は野外展示場に目を奪われることなく、ぜひ本館展示室を訪れてほしい。
 また夏にはナイター営業、野外ステージではサーカスや音楽の演奏などもあり一年を通して楽しむことができる。世界のグルメを楽しみながら、世界旅行気分を味わってみるのも楽しいだろう。