越後山古志 牛の角突き
奉納神事であり、山古志の人たちの娯楽であった「牛の角突き」の歴史は古く千年まえからと言われ、江戸時代から明治大正と盛んになる。昭和戦後一時途絶えていたが復活。1976(昭和51)年、越後闘牛会、山古志観光開発公社が発足し、闘牛場が整備された。5月から11月の毎月1~2回(日曜日)山古志闘牛場で行われる。
みどころ
かつて山での農作業に欠かせない牛を愛し、牛を傷つけないよう角突きの勝敗を点けないという特徴がある。1t以上の牛が激しくぶつかり合い、その間に入って牛を取り押さえる勢子の様子も見ごたえがある。(溝尾 良隆)
補足情報
*滝沢馬琴『南総里見八犬伝』において、八剣士のひとり犬田子文吾のことや、二十村(旧山古志村を中心に、長岡市、小千谷市、川口町、広神村の一部を含む)の神の祭りとして、「牛の角突き」があることにふれ、牛の角突きは「北国中の無比の名物、宇内の一台奇観なり」と結ぶ。
関連リンク | 山古志闘牛会(WEBサイト) |
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参考文献 |
山古志闘牛会(WEBサイト) 長岡市(WEBサイト) にいがた観光ナビ(公益社団法人新潟県観光協会)(WEBサイト) パンフレット「 牛の角突き」 |
2022年06月現在
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