久喜提燈祭り「天王様」
久喜提燈祭り「天王様」は、旧久喜町の鎮守である八雲神社の祭礼である。1783(天明3)年の浅間山の大噴火で、桑をはじめ夏作物が全滅したことによる、生活苦、社会不安などを取り除くため、祭礼用の山車を曳き廻して豊作を祈願したのが始まりと伝えられ、230余年の歴史と伝統を誇る祭りである。
祭りは毎年7月12日と18日に行われ、町内から山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻し、夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりする。
祭りは毎年7月12日と18日に行われ、町内から山車が繰り出され、昼間は、神話などから題材をとった人物の人形を山車の上に飾り立て、町内を曳き廻し、夜は、人形を取りはずし、山車の四面に約500個の提燈を飾りつけた、提燈山車に早変わりする。
みどころ
昼間の人形の華麗な山車、夜は幻想的な提燈山車。昼と夜、2度楽しむことができる。昼の人形山車の曳き廻しや夜の提燈山車の曳き廻しでは賑やかな笛や鉦・太鼓のお囃子とともに、多くの人出で埋まり祭り一色になる。祭りのハイライトは、夜になり、各町内から提燈山車が久喜駅西口広場に集結し、提灯にロウソクの灯った山車同士を急接近させたり、回転させたりとする様。祭りは最高潮を迎え、その様はまさに圧巻である。
関連リンク | 久喜市(WEBサイト) |
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参考文献 |
久喜市(WEBサイト) 『埼玉県の歴史散歩』山川出版社、2005年 |
2020年04月現在
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