北川村は、県東部に位置し、北は馬路村、西は安田町、東は東洋町及び徳島県海陽町、南は室戸市、奈半利町、田野町に山脈や小峰を境に接する。
 山村で林野率は90%以上。村の中央部を奈半利川が南北に流れる。全般に急峻な地形で山間の河川流域沿いのわずかな平地が農用地、住居地等として利用されている。国道493号が通じる。
 1965(昭和40)年完成の魚梁瀬ダムをはじめ三つのダムがあり、電源開発が進められている。
 林業が盛んでスギ、ヒノキの用材生産が多い。農業では県のシェアの1/4を占める柚子の生産が盛んで、ユズ酢やジュースの工場もある。他にも多彩な作物の栽培が行われている。

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