綾川町は、県のほぼ中央に位置する。町域南部に讃岐山脈の北麓にあたる山地、北部に丘陵地が広がり、そのほぼ中央を町名の由来となった綾川が流れる。綾川上流の柏原渓谷は讃岐百景の一つ。
 高松琴平電気鉄道琴平線が通じる。国道32号、377号が通じる。
 基幹産業は農業で、米・麦作のほか施設園芸や果樹・野菜栽培、さらにブタ、ニワトリ、肉用牛の飼養も加えた複合経営が営まれる。特産品は富有柿等の柿、イチゴ等。
 讃岐国司だった菅原道真を祀る滝宮天満宮、及びかつて天王社と称した滝宮神社の社前で踊られる「滝宮の念仏踊」は国指定重要無形民俗文化財。旱魃の折には雨乞い祈願に踊られることもある。綾川の上流域は、柏原渓谷、高鉢山などの景勝地。綾南地区が讃岐うどん発祥地との説もあり、道の駅「滝宮」の綾川町うどん会館ではレストランのほか、手打ちうどん教室も開かれている。

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