高森町は、長野県南部の町。町域は天竜川右岸の扇状地、河岸段丘から、西部の中央アルプス(木曽山脈)の山麓に及ぶ。飯田市、松川町、豊丘村、喬木村に接する。天竜川に沿ってJR飯田線、国道153号が走り、山麓を旧三州街道、中央自動車道が走る。
 段丘上は昭和初年まで一面のクワ畑であったが、現在はリンゴ、カキ、ナシ栽培や乳牛飼育が行われる。扇状地には水田が多い。中心地区の市田は三州街道の宿で、干し柿の市田柿を特産する。飯田市に接し飯田市の住宅地化が進み、工場も進出している。
 見どころには、瑠璃時の枝垂桜、新田原の桜、不動滝、月夜平展望台、山の寺(普門山 隣政寺)、市田灯籠流し大煙火大会などがある。

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