木祖村は、長野県中西部にある村。木曽川の上流で、周囲を山に囲まれた小さな平地に位置する。松本市、塩尻市、木曽町、朝日村と接する。JR中央本線の藪原駅があり、JRに沿って国道19号も走る。やぶはら高原スキー場方面へのバスも通っている。
 農業は高原野菜の栽培が盛んで、主に白菜、トウモロコシ、そば等を生産している。高齢化による遊休荒廃地の増加に伴い、荒廃地を活用したそばの栽培も増えてきた。ブル― ベリーの体験もできる観光農園もある。
 藪原宿は江戸時代の中山道の宿駅で、漆器や櫛(お六櫛)の生産地であったが、現在は額縁を中心に、木工業が行われている。藪原は木祖村の中心地で、宿駅のころの様子も少し残っている。木曽川の源流には味噌川ダムが設けられ、境峠付近は別荘地となっている。

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