旭村は、長野県中西部、松本盆地の南西部に位置する村。鉢盛山に源を発した鎖川は、野俣沢、中俣沢、樫俣沢などの5大支流を集めて村の中央を流れ、両岸の耕地を潤しながら奈良井川へ注いでいる。東は塩尻市、北は松本市、山形村、西は松本市、南に木祖村と境を接している。
 鉄道は通っておらず、最寄り駅はJR篠ノ井線広丘駅やJR中央本線及び篠ノ井線塩尻駅などとなる。村内には国道や主要地方道などはないが、近年、松本、塩尻両市への通勤者の住宅が進出している。
 西部は北アルプスの山腹で、この東方に展開する鎖川の扇状地に耕地が広がる。標高が800mもあるので、レタスなどの高冷地野菜のほかブドウやブロッコリー、トマトなどの野菜栽培が盛んである。
 木曽義仲が京へ攻め上る際に通ったときの遺跡、義仲清水や、厩の跡といわれる所がある。光輪寺は、春は墓所の桜、秋は紅葉で有名である。

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