南相木村は、長野県東部に位置し、東は群馬県上野村、西は小海町に、北は北相木村に連なり、南は川上村・南牧村に隣接している。JR小海線小海駅へ通ずる相木川沿いが唯一の道。
 村の北側には御座山があり、南は天狗山から馬越峠を越えて三国山へと続く。村の中央に位置する峰雄山の南に三川、北は栗生川が流れ、中島で合流して南相木川となり、千曲川に注いでいる。総面積の8割程度を山林原野が占めている。耕地は村域の約4%で、高原野菜、シイタケ、花卉(かき)などを産する。
 役場は江戸時代建造のかや葺(ぶ)きの建物を使用して有名だったが、1993(平成5)年に新築移転し、旧役場は現在民俗資料館として再々利用されている。この他には、ワカサギの他にもヒメマスや、長野県の特産魚であるシナノユキマスも釣ることができるという立岩湖、温泉施設の「滝見の湯」が人気である。

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