美浦村は、茨城県の南部に位置し、北部及び東部は霞ヶ浦に面し、南は稲敷市、西は阿見町に接する。桜川(土浦市)、霞ヶ浦(西浦)、小貝川に挟まれている稲敷台地の先端部分に位置し、台地部分は比較的低い台地で樹枝状に谷戸が入り組み、水田が古くから営まれている。
 国道125号線が西北より東南に横断する。
 江戸時代には霞ヶ浦を利用した水運業が発達し、米など農産物の集散地として賑わった。霞ヶ浦沿岸や余郷入干拓地に広がる農地で生産される、高品質の米や野菜は有名である。マッシュルームやパプリカの一大生産地としても知られている。
 国史跡に指定されている縄文遺跡「陸平貝塚」があり、霞ヶ浦にはウインドサーフィンや釣りなどに多くのレジャー客が訪れる。1978年に開場した、本最大級の規模と設備を誇る日本中央競馬会の「美浦トレーニング・センター」では、毎週土日には施設見学会なども行われている。

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