結城市は、茨城県の西北端に位置し、東は筑西市と南は古河市、八千代町、北西は栃木県小山市に接している。市域は概ね平坦で関東ローム層に覆われており、利根川の支流である鬼怒川・田川と西仁連川の河川に挟まれた常総台地の一つ「結城台地」と呼ばれる低稜傾斜地帯となっている。
 JR水戸線と国道50号、新4号バイパスが通じる。
 北端の市街地に中世城下町の原形をとどめる数少ない都市であり、神社や仏閣が集中し、見世蔵など歴史的な蔵造りの街並みは、貴重な文化遺産となっている。南部は農業地域で、米穀はもとより、首都圏の生鮮野菜供給地として白菜・レタス・トマトなどの露地野菜等、多くの農産物が生産されている。
 結城紬や桐たんすなど独特の伝統工芸品が有名で、結城紬は「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されている。

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