筑西市は、茨城県の西部に位置し、北は栃木県真岡市、小山市、東は茨城県桜川市、つくば市、南は下妻市、八千代町、西は結城市に接する。筑波山の西側に位置し、地形は概ね平坦で、鬼怒川・小貝川などが南北に貫流し、肥沃な田園地帯を形成している。
 市のほぼ中心を東西方向に国道50号、南北方向に国道294号が通り、鉄道はJR水戸線が東西に走る。下館駅を起点として、南は取手まで関東鉄道常総線、北には茂木まで真岡鐵道真岡線が運行されている。
 田園地帯では、稲作のほかに、梨、こだますいか、トマト、いちご、常陸秋そばなどの栽培も盛んである。
 江戸時代に譜代各藩の城下町として発展した下館地区には、食品加工・プラスチック加工・電機・化学などの工場がある。足袋底織物や製菓などの伝統産業も盛んである。
 下館駅周辺には日本近代陶芸の祖である板谷波山の生家や蔵造りの商家など数々の史跡や歴史が残されている。

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