稲敷市は、茨城県の南部に位置し、北は阿見町、美浦村に接するとともに、霞ヶ浦に面し、東は潮来市、南は利根川、西は牛久市、龍ケ崎市、南は河内町、千葉県香取市、神崎町と接する。稲敷台地と広大な水田地帯からなり、霞ヶ浦、利根川、新利根川、小野川などの水辺環境に恵まれている。
 国道 125号線、408号線が通る。圏央道(稲敷IC、稲敷東IC)が開通し、東京都からのアクセスも容易となった。
 水運と農業を主として発展してきた地域であり、霞ヶ浦沿岸は干拓によって水田や蓮田が多い。浮島れんこんや江戸崎かぼちゃが特産である。南西部では宅地の造成が進んでいる。
 茅ぶき屋根の「平井家住宅」、大正時代に完成した「横利根閘門」は国の重要文化財である。貝塚が多く、広畑貝塚は国の史跡、北東の浮島は景勝地で、一帯は水郷筑波国定公園に属する。

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