牛久市は、茨城県の南部に位置し、北は阿見町、土浦市、東は稲敷市、南は龍ケ崎市、西はつくば市に接する。関東ローム層に覆われたなだらかな稲敷台地で、市域を西から東へ横断する小野川の水系や、市域の南西にて牛久沼へ注ぐ稲荷川の水系が、台地に入り組む窪地(「谷津」)を形成している。また生活に密着した平地林「里山」も多く分布している。
 JR常磐線、国道6号、圏央道が通る交通条件の良さなどから、宅地の開発が進み、発展を遂げている。
 近世、水戸街道の宿場町として発展。日本のワイン醸造の創始地の一つで、合同酒精の総合醸造場である「牛久シャトー」がある。ギネス世界記録に認定された巨大な「牛久大仏」のほか、「観音寺」などの古刹もある。牛久沼は、淡水魚の宝庫で、首都圏からの釣り客で賑わう。野鳥の飛来も多く、四季を通じて市民の憩いの場となっている。落花生やお茶、豆菓子などが特産品となっている。

観光資源一覧

牛久大仏の写真

牛久大仏 (茨城県 牛久市 )

JR常磐線牛久駅から東へ約9km、圏央道阿見東インターチェンジの近くにある。牛久大仏(阿弥陀如来像)は、浅草にある浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の関連施設の一部として1992(平成5)年に建立、開園された。  牛久大仏は高さ120m(像高100m、台座20m)あり、青銅(ブロンズ)製仏像の高さとしては世界一ということから、ギネス世界記録...