東海村は、茨城県の東部に位置し、東は太平洋に面し、西は那珂市、南はひたちなか市、北は日立市に接する。那珂台地と久慈川沿岸低地及び村松海岸砂丘よりなる。
 久慈川の南側と真崎浦、細浦などの低地は沖積層で、水田地帯となっている。一方、台地は洪積層で、畑地と平地林が広がり、東へ緩やかに傾斜したその先端は砂丘となっている。砂丘は、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構東海研究開発センター、日本原子力発電株式会社などの敷地として活用されている。
 国道6号線、245号線が通り、JR常磐線が走る。
 農業が盛んでサツマイモ、ナシ、ブドウなどの果樹やメロン、スイカなどが特産品となっている。干しいもの産地としても有名である。
 砂浜と松林が印象的な水戸八景にも選ばれた「村松晴嵐」などがある。一三詣りで有名な「村松山虚空蔵堂」は信仰を集めている。

観光資源一覧