常総市は、茨城県の南西部に位置し、東はつくば市、つくばみらい市、西は坂東市、南は守谷市、北は八千代町、下妻市に接する。市のほぼ中央を鬼怒川、東境を小貝川が南流し、市域の東部は両川の沖積低地、西部は丘陵地である。
 市を南北に国道294号、東西に国道354号が走り、市のほぼ中央部には首都圏中央連絡自動車道が開通し、広域道路網の整備が進んでいる。鉄道は、南北に関東鉄道常総線が通る。
 東部の低地部は広大な水田地帯となっている。西部の丘陵地には集落や畑地、平地林が広がっている。農業では、米のほか,キュウリ、ハクサイ、スイカなど首都圏向けの野菜を多く生産している。カシなどの照葉樹が自然林を形成し、屋敷林として防風、防火のために生垣として利用されている光景がみられる。
 住宅団地や工業団地、ゴルフ場なども造成され、都市機能の強化も図られている。
 中部の大生郷にある「坂野家住宅」は国の重要文化財である。石下紬の産地としても知られている。

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