城里町は、茨城県の北西部に位置し、南は水戸市、笠間市、東は常陸大宮市、那珂市、北は常陸大宮市、西部は栃木県茂木町に接する。町域の北東端部を那珂川が南東に流れ、沿岸に沖積平野が開ける。中央部から西部にかけては八溝山系の南縁部にあたる山地、丘陵地が続く。
 東部に開けた沖積平野地帯は農地や宅地、工業用地などに利用され、国道123号沿線を中心に、多くの住民が居住している。中西部の丘陵地帯は山林や農地、レクリェーション施設などに利用されている。
 交通は、国道123号が町の東部を南北に縦断する。
 那珂川・藤井川・皇都川などの豊かな水源と、肥沃な大地を利用した稲作や園芸作物の栽培が盛んに行われている。米をはじめ、古内茶・赤ネギなどの特産品や伝統の漆工芸である「粟野春慶塗」も有名である。
 キャンプや釣りなどが楽しめるレジャー施設「ふれあいの里」や温泉施設「ホロルの湯」、ゴルフ場などが立地する。常北は佐竹氏築城の地で、「那珂西城跡」や「薬師寺」、「清音寺」などの古刹がある。

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