八千代町は、茨城県の南西に位置し、東は下妻市、西は古河市、北は結城市、南は常総市、坂東市に接する。概ね平坦で、町の中央部を流れる山川を境に東部は水田が開け、西部は畑地がその大部分を占めており、平地林もわずかに残されている。
 町のほぼ中央を国道125号が東西に走る。
 町の東半分は水田、西側は畑地が広がっている。白菜が全国第1位の生産量を誇る。メロンの栽培も盛んで、梨は県の銘柄産地指定を受けている。
 名所旧跡としては、806(延暦25・大同元)年、藤原音麿が鹿島神宮の分霊を勧請したのが始まりと伝えられている「鹿嶋神社」や、観音堂に安置される木造十一面観音立像が県の有形文化財に指定されている「新長谷寺(八町観音)」などがある。また、自然林を生かし、樹木と親しめる施設「八千代グリーンビレッジ憩遊館」や水辺の植物が観察できる「湿生植物園」などが整備されている。

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