五霞町は、茨城県の西南端に位置し、北は古河市、境町、東は千葉県野田市、西は埼玉県久喜市、幸手市に接する。利根川、江戸川、中川、権現堂川に囲まれた低湿地である。江戸初期に赤堀川を開削して利根川本流を通す大規模な河道改修のあった所で、水害と築堤の歴史を繰り返してきた。
 国道新4号バイパスが通り、圏央道の五霞インターチェンジがある。
 米作中心の農業が主要な産業のひとつとなっている。昭和30年代の工業誘致により、機械、食品、紙製品などの大工場が増加し、産業構造が一変した。
 川にまつわる歴史や縄文時代に端を発する文化財のほか、食品関係の工場では見学も可能である。

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