かすみがうら市は、茨城県の中南部に位置し、東から南は霞ヶ浦に面し、北は石岡市、西は土浦市に接する。その大部分は常陸台地で、西端の山々から霞ヶ浦湖岸の低地へとなだらかに続いている。
 常磐自動車道、国道6号線、125号線が通り、JR常磐線が走る。
 台地には梨や栗などの畑や平地林、低地には水稲やレンコンなどの水田が広がり、また、霞ヶ浦沿岸ではワカサギやシラウオなどの内水面漁業が行なわれている。梨・ぶどう・栗・柿・イチゴなどの観光果樹園が盛んで果物狩りに多くの観光客が訪れる。
 1880(明治13)年に折本良平氏が考案した風力による漁船「帆引き船」発祥の地でもある。水郷筑波国定公園内である景勝「歩崎」の地で、全国でも数少ない公道を閉鎖した自転車耐久レース「かすみがうらエンデューロ」が開催されている。

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