高山村は、群馬県の北西部に位置する。子持山・小野子山・中ノ岳・十二ヶ岳などの山々に抱かれた高原地帯である。村の中央を西の方へ名久田川が流れている。村内は、盆地状の中山地区と、傾斜地で中之条盆地の一部である尻高地区に分かれる。
 農業では、米、高山きゅうり、こんにゃくのほか、ぶどう、さくらんぼ、りんどうなどが栽培されている。
 春にはツツジやコブシの花、ピンクや薄紫のスミレが咲き誇る。夏は山百合やホタルブクロ、秋は紅葉の山々にリンドウやキキョウが咲きハイキングも楽しめる。
 中心集落の中山は、近世三国街道の宿場町として賑わったところで、「中山宿旧本陣跡」が残る。また、最先端観測装置を備えた公開型天文台「県立ぐんま天文台」、レクリエーション施設の「みどりの村」などもある。

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