あわら市は、福井県の最北端に位置し、北西は日本海に面し、北東は石川県加賀市に、南は福井県坂井市に接する。北潟湖のある北部は加越台地で、南西部には平野が広がり、竹田川が東西に流れる。東部は山岳地帯で、加賀市との境に刈安山森林自然公園がある。
 JR北陸本線、えちぜん鉄道三国芦原線、国道8号、305号、北陸自動車道が通り、金津インターチェンジがある。
 歴史のある土地で、縄文早期の遺跡が残り、奈良時代以降には荘園が置かれた。江戸時代、細呂木は北国街道の宿駅で、福井藩の金津奉行支配の関所も置かれ、北の玄関口として栄えた。
 農業では米作を中心に、メロン、スイカなどが生産されるほか、ナシの特産地でもある。
 九頭竜川以北に広がる水田地域、野菜・果樹生産が盛んな丘陵地域、里地里山の風景が広がる山間地域、越前加賀海岸国定公園に指定されている海岸線と北潟湖、湖畔の花菖蒲園、1883(明治16)年に開湯としたと言われるあわら温泉などが代表的な観光資源である。

観光資源一覧