野木町は、栃木県の南端に位置し、小山市、栃木市、茨城県古河市に接する。
 ほぼ全域にわたって関東ローム層からなる平地で、台地と低地(水田)が交錯しており、古くから農業が盛ん。JR東北本線(宇都宮線)と国道4号が通じる。
 1960(昭和35)年以降、南部と東部に工業団地が造成され、機械、化学、食品工業などが進出している。1963(昭和38)年、東北本線野木駅の開設により住宅団地が建設され都市化が急速に進展した。
 農業では、米・麦作のほか、果樹栽培、施設園芸が盛んである。1989(昭和64・平成1)年からヒマワリの栽培が始まり、観光用のヒマワリ畑もつくられ、夏には「ひまわりフェスティバル」が行われている。
 奥州街道の宿場町の野木宿があった所で、随所にその面影を残している。旧下野煉化製造会社煉瓦窯は国指定重要文化財である。

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