刈羽村は、新潟県の中部に位置し、柏崎市、長岡市に接する。また長岡市に一部接した飛地を持つ。大きくは西の砂丘地、中央の平坦地、東の丘陵地から成っている。柏崎市との境界付近には日本海に面して東京電力ホールディングス柏崎刈羽原発が立地する。
 村を南北にJR越後線が縦断し、村の中央を国道116号線、南部を国道8号線が、海側を国道352号線が走っている。
 南西部の高町地区は大正末期に西山油田帯の一部をなす高町油田、割田油田が採掘され繁栄したが、1930(昭和5)年頃を最盛期として衰えた。
 低地部は水田で砂丘内側斜面は古くから桃の産地として知られたが、第二次世界大戦中に強制的にカンショ畑に転換され、後にタバコの栽培が盛んとなった。県下有数の米どころとして知られるほか、トマト、メロンなどの栽培も盛んである。
 観光資源には、東福院、常楽寺、宝蔵寺、赤田城址、勝山城址、刈羽貝塚、滝谷灯籠押し合い祭、桃の花見フェスティバルなどがある。

観光資源一覧