出雲崎町は、新潟県の中央部に位置し、日本海に臨み、長岡市、柏崎市に接する。
 JR越後線が通じ、国道116号、352号、402号が走る。
 古くは旧北陸道の宿駅で、近世は佐渡金山の輸送港として重きをなし、幕末には付近の天領を支配する代官所も置かれた。
 街は狭い海岸べりの丘陵麓に並ぶ一本町で、長さ6km余にも及ぶ典型的な街村をなす。西端の尼瀬は、西山油田の機械掘削の発祥地で、記念公園と出雲崎石油記念館がある。中央が金の陸揚げ港であった港町で、良寛和尚の生誕地として知られ、良寛堂や良寛記念館がある。東端は沿岸漁業の漁師町であったが、いまは海水浴場に変わっている。内陸側の新町域は、土地改良の進んだ純農村である。

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