板野町は、県北東部にあり、讃岐山脈南麓、吉野川左岸に位置する。西は上板町、東は鳴門市、北は鳴門市北灘と香川県東かがわ市に接し、南は藍住町と上板町と接する。
 南部に平野部、北部に阿讃山脈があり、東南部を旧吉野川が斜めに大きく蛇行している。中心は大寺地区で、撫養街道と讃岐街道の十字路上にある。JR高徳線が走る他、高松自動車道の板野ICが設置されている。
 肥沃な吉野川沖積層を土壌に西洋ニンジンや白瓜、ダイコン、転作作物のレンコンの安定供給基地となっており、県内農業の中核的位置を占めている。近年では、二次・三次産業用地の造成に伴い企業や事業も立地。
 韓崇山を中心として古墳群があり、大唐国寺跡からは平安時代の経筒や経巻、経瓦などが発掘されている。大坂峠は眺望に優れ展望台がある。その他、子ども科学館を備えた「あすたむらんど徳島」、歴史文化公園、温泉施設「やすらぎの郷」などがある。四国霊場八十八箇所の金泉寺、大日寺、地蔵寺の3ヶ所のお寺がある。

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