川西町は、山形県南部、米沢盆地の南西部に位置し、北は長井市、南陽市、東は高畠町、米沢市、西は飯豊町に接する。町域の東半は犬川・鬼面(おもの)川の沖積地からなる水田地帯で、後者には散村形態がみられる。西半は飯豊山地東麓に広がる玉庭丘陵が占め、肉用牛飼育や果樹の生産が盛んである。
 町の中央をJR米坂線、国道287号が縦断する。また、北部を山形鉄道(フラワー長井線)と国道113号が横切る。
 役場のある中心地の小松は近世以降犬川の谷口集落、また越後街道の宿場として栄え、玉庭は間道などの押えとして米沢藩の原方郷士が配置された。
 下小松古墳群(国指定史跡)、天神森古墳(県指定史跡)、約10万株ある川西ダリヤ園、陶磁器を主とする掬粋巧芸館がある。

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