大蔵村は、山形県中北部に位置し、北は新庄市、東は舟形町、村山市、南は寒河江市、西川町、西は戸沢村、庄内町に接する。南方に月山と葉山がそびえ、それらの山々を源にする銅山川と赤松川が村を貫き、最上川に合流し、村の中心部清水地区の田園地帯を流れている。総面積の85%を山林が占めている。
 国道458号が南北に走り、JR新庄駅からバスが通じる。
 中心地の清水は、中世に清水大蔵大輔(おおくらだゆう)義親の小城下町で、最上川舟運の中継権を与えられて栄えていたが、大石田にその地位を奪われた。
 村の中央部を南北に走る国道458号に沿って集落が点在しており、山村としては珍しく、広々とした台地が各処にあり、農耕地や酪農地として利用されている。トマトなどの園芸や畜産と米作の複合経営が行われる。
 磐梯朝日国立公園の一部で、国民保健温泉地に指定された肘折温泉郷は、807(大同2)年の開湯以来1200年余りの歴史を持つ。数度にわたる爆発を繰りかえした肘折火山のカルデラの部分にあり、周囲は比較的岩肌の多い山々で、独特の景観を呈している。肘折温泉よりさらに南進すると、地蔵倉洞窟や大規模なブナ林などがあり、温泉客の格好の散策コースとなっている。
 また、村内には広大なゲレンデと全日本スキー連盟公認のクロスカントリーコースもある湯の台スキー場がある。

観光資源一覧

肘折温泉の写真

肘折温泉 (山形県 大蔵村 )

JR山形新幹線の終着駅である新庄駅から南西へ約28km、カルデラ地形*の底を流れる銅山川のほとりに肘折温泉がある。そこから約1km離れた西の黄金(こがね)温泉、南の石抱(いしだき)温泉*と合わせ、肘折温泉郷と総称している。  肘折温泉の開湯には諸説があり、もっとも古い説では807(大同2)年ともいわれるが、1390(明徳元)年に月山...