中山町は、山形県中央部、山形盆地の中西部に位置し、北は寒河江市、大江町、東は天童市、山形市、南は山辺町に接する。町の北部には最上川が流れ、西部にはなだらかな丘陵が広がる。
 JR左沢(あてらざわ)線と国道112号が町の中央部、国道458号が西側を縦貫する。
 町域の東半部は最上川とその支流須川に挟まれた肥沃な水田地帯、西半部は白鷹丘陵の山間地で、稲作を中心に、リンゴ、スモモなどの果樹栽培や畜産の複合経営の農業地域である。
 名所・旧跡には、岩谷十八夜観音、旧柏倉家住宅、お達磨の桜、楯の大イチョウなどがある。
 江戸時代、中心地長崎は最上川舟運の村山地方屈指の河岸として発達した。船を待つ間、船頭や水主(かこ)たちが近くの畑から里芋を求め、船荷の棒だらと一緒に煮て酒盛りをした。これが、芋煮会の始まりといわれ、中山町は芋煮会発祥の地と言われている。毎年9月には「元祖芋煮会in中山」が開催されている。

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