高鍋町は、宮崎県中央部海岸沿いに位置し、西は西都市と木城町、南は新富町、北は川南町と接している。宮崎平野の北部にあたり、町内全域が沖積平野及び洪積台地で、中央部を一級河川小丸川と宮田川が流れ、周囲三方を台地に囲まれた地形となっている。海岸部は遠浅の砂浜で、アカウミガメ産卵地や天然牡蠣産地、「快」水浴場100選の高鍋海水浴場を有している。
 JR日豊本線、国道10号、東九州自動車道が通り、高鍋インターチェンジがある。
 中世は荘園新納院に属し、土持、伊東、島津氏を経て、江戸時代は高鍋藩秋月氏3万石の城下町であった。
 児湯郡の中心で、商業が盛んである。台地上では畑作、畜産も行われている。
 北部洪積台地の南端には国指定史跡の持田古墳群があり、その総数は80余基を数える。高鍋(舞鶴)城跡、城下町の面影をとどめる武家屋敷が町内に残る。

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