宮崎県の北部に位置し、三方を山で囲まれ、東は日向灘に面している。北は延岡市、南は日向市、西は美郷町に接する。五十鈴川の河口に位置するが、沖積地は狭く山がちである。町の8割強を森林が占めている。
 JR日豊本線、東九州自動車道、延岡南道路、国道10号、388号が通じる。延岡、日向両市に隣接し、日向延岡新産業都市域の住宅地区として市街地が発展している。
 沿岸魚場における集産地として漁業・水産加工業が盛んで、さかなの町「かどがわ」の海産物や水産加工品は知名度も高い。また農業では、トマトやイチゴなどの施設園芸をはじめ、ミカンやマンゴーなどが栽培されている。
 沖合いの枇榔島は国指定天然記念物カンムリウミスズメの繁殖地である。北東部にある遠見山は日豊海岸国定公園に属し、展望台、遊歩道が整備されている。門川湾口の乙島(おとしま)は、海食洞と断崖の島で、磯釣りで知られている。

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