越谷市は、埼玉県の東南部に位置する。昔の利根川の三角州地帯にあり、現在は市域の東境を古利根川、中川、南境を綾瀬川、中央を元荒川が流れる。中心市街地(大沢、越ヶ谷地区)は元荒川の自然堤防上にある。
 江戸時代は奥州街道の宿場町で、2、7の日の六斎市場町でもあった。また、江戸時代以来、穀倉地帯の中心地で、現在も米、ネギ、コマツナなどの野菜が栽培されている。
 都心に近く交通の利便性が高いため、急速に都市化し、人口増加も著しい。
「しらこばと水上公園」や、県指定天然記念物のフジがある「久伊豆神社」なども知られる。元荒川沿いに宮内庁の「埼玉鴨場」がある。埼玉県の県鳥で国の天然記念物に指定されているシラコバトが、越谷市域周辺に僅かに見られる。
 2008(平成20)年3月に街開きされたニュータウン「越谷レイクタウン」には、大型ショッピングセンターがあり、多くの来訪者を集めている。

観光資源一覧

南越谷阿波踊りの写真

写真提供:一般社団法人 南越谷阿波踊り振興会

南越谷阿波踊り (埼玉県 越谷市 )

毎年8月下旬の金曜日から土曜日にかけて、南越谷駅周辺で開催される祭り。7月下旬にプレ、9月中旬にアンコールの阿波踊りが開催される。  市内在住の徳島県出身者の住宅建設会社社長が、郷里の阿波踊りを通じて、地元南越谷の人々に「ふるさと意識」を呼び起こし、地元が誇れる「文化」を醸成しようと、1983(昭和58)年に徳島から指導者を...