滑川町は、埼玉県のほぼ中央部に位置する。町域の60%がなだらかな丘陵地から成り、北東部には国営武蔵丘陵森林公園が広がっている。町の中央を滑川が、南東部を市野川が流れ、かんがい用水として約200個のため池が点在している。
 滑川を境に、北部は農業地帯で、近年はクリ、トマトなどの栽培が盛んである。南部に東松山工業団地が造成され、工業生産の増加も図られている。
 1986(昭和61)年に国の天然記念物「ミヤコタナゴ」の生息が正式に確認され、1996(平成8)年に「タナゴ館」、2000(平成12)年には「滑川町エコミュージアムセンター」がつくられ、ミヤコタナゴの保護活動が進められている。

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