本庄市は、埼玉県の西北に位置し、北は群馬県伊勢崎市に接する。地形は概ね平坦で安定した地盤を有しているが、長瀞町などとの境界に近い南西部は、陣見山などの山々が連なる山村地となっている。
 中心市街地の本庄は、近世には中山道の宿駅であり、2と7の日に市場が開かれて繁栄した。かつては養蚕が盛んで、早くから製糸業が発達していた。現在は、首都圏近郊都市として発展し、児玉工業団地やいまい台産業団地なども造成されるなど、近代工業が盛んである。
 農業では肥沃な農地に恵まれ、ネギ、キュウリ、ナス、タマネギ、ほうれん草、大和芋、レタス等の野菜や、ぶどう、いちご等の果樹栽培も盛んで首都圏などに出荷されている。
 また、7月には御輿パレードや獅子舞で賑わう「本庄祇園まつり」、八幡の祇園祭といわれた八坂神社のお祭りである「こだま夏まつり」、そして11月には鉦や太鼓の音とともに豪華絢爛な山車10基を曳き廻す北関東随一の「本庄まつり」や八幡神社の「こだま秋まつり」などが行われ、多くの見物客が集まる。

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