朝霞市は、埼玉県の南西部に位置し、南は東京都練馬区に接する。北東部には荒川と新河岸川が流れている。中央部を東西に流れる黒目川が東部で新河岸川と合流し、北東部の荒川低地と南西部の武蔵野台地に大きく分かれる変化に富んだ地形となっている。
 中心市街地の一部を占める膝折は、かつての川越街道の宿場町である。江戸末期から水車を利用して伸銅業が行われている。また、自動車関連、化学工業、食品製造業といった工場や物流拠点として倉庫のほか、研究所などが立地している。
 農業では、にんじんやサツマイモの「朝霞甘藷」が名産品として知られている。
 黒目川沿いのソメイヨシノの桜並木や城山公園の八重桜は、桜の名所である。また、観光施設では、「朝霞市博物館」や茅葺きの農家建築で重要文化財の「旧高橋家住宅」などがある。

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