川口市は、埼玉県の南端に位置し、南は東京都北区、足立区に接する。大部分は荒川北岸の沖積低地である。
 江戸時代から鋳物や植木などの産業が発展。その後、住宅都市化が進んだ。首都東京と隣接しているという利便性を活かしながら、固有の伝統ある“ものづくりのまち”として、活力あるまちづくり・人づくりを目指している。
 近世は日光御成街道の宿場町として発達した。古くから鋳物の町として知られ、鋳物工場のキューポラが特色ある景観であった。1960(昭和35)年代から鋳物工場は東部の工業団地へ移転した。現在では、金属、一般機械、鉄鋼、出版・印刷など多種多様な工業が立地している。
 江戸時代から続く「安行の植木」は、全国的にも有名である。この他には「和竿」が特産品としてあげられる。

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