和光市は、埼玉県の最南端東寄りに位置し、東側は東京都板橋区、南側は東京都練馬区に接する。関東ローム層の上に形成される武蔵野台地の東端にあり、地形的には起伏の多い台地が大部分を占め、南部は平坦地になっている。市の北端に荒川と新河岸川が、また東京都との境には白子川が流れている。
 畑作を主とする農村地帯であったが、1953(昭和28)年の本田技研工場の進出を機に、工場誘致や市街化が進み、東京オリンピック開催にともなう周辺道路の整備や西大和団地の完成によって、都市化が一挙に進展し、今日の市の姿が形づくられた。都市近郊の住宅都市として順調に発展してきた。
 観光では、和光市指定文化財「旧冨岡家住宅」の移築復元後、2006(平成18)年6月17日に開園した「新倉ふるさと民家園」などがある。

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