柏市は、千葉県の北西部に位置し、松戸・流山・野田・我孫子の各市に囲まれている。道路は国道6号及び16号市が市のほぼ中央で交差しており、鉄道では常磐線と東武野田線の主要駅となるなど、交通の要衝である。
 中心地・柏は、明治以後の新興都市で、百貨店の進出などにより駅前が整備された。東京駅までは快速電車で約40分であるため、東京の住宅都市として人口が年々急激に増えている。また、一時期は若者の集まる街となり、裏通りは「裏カシ」と呼ばれていた。現在は、個性的なお店が軒を連ねている。
 主要産業は商業と農業。商業は常磐線沿線の中核となっており、農業は手賀沼沿岸の水田、台地上では麦、落花生、サツマイモなどの穀物や野菜などを産する。ナシの栽培も盛んである。市東部には手賀沼があり、市民の憩いの場となっている。

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