市川市は、千葉市西部に位置し、江戸川を境として東京都に隣接する住宅・文教・工業都市。市域は両総台地西端と江戸川三角州にまたがる。北部の台地上は急激に住宅都市化が進み、南部は京葉工業地帯の一環として海岸の埋立地などに工場が進出し工業都市化している。
 市の歴史は古く、奈良時代には国府や国分寺が置かれ、下総国の中心として栄えた。江戸時代には千葉・成田街道の宿場町となり、また河港・塩田地帯としても発展した。戦前は軍隊が駐屯、軍都として知られた。市内には、法華経寺をはじめ、多くの史跡が点在している。

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