匝瑳市は、千葉県東部に位置し、九十九里平野北部にある。市の中心地である八日市場は、毎月8の日に開設されていた農村市場に由来し、現在も商業が盛んである。また、国や県の出先機関が多く、東総地区の中心でもある。
 市域の北東部は「干潟八万石」と呼ばれる穀倉地で、米の収穫が多い。落花生・施設園芸・養豚に加え、植木栽培も盛んで、春秋植木市も開かれる。また、産額は少ないが、大浦ゴボウは肥大・美味で成田山新勝寺の精進料理などに使われている。海岸線は短いが、海水浴場があり、釣りなども楽しめる。

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飯高寺の写真

飯高寺 (千葉県 匝瑳市 )

飯高寺(飯高檀林跡)は、匝瑳市北部の舌状台地上に立地する。境内の面積は約68,000m2で、全体が千葉県の史跡に指定されている。  1580(天正8)年から1874(明治7)年までの294年間、日蓮宗僧侶の学問所である檀林(だんりん)*として存在し、多くの僧侶を輩出した。最盛期には、600~800人の学僧が集まったと言われている。...