太良町は、佐賀県の西南部に位置し、東は有明海に面し、西は長崎県大村市、南は諫早市、北は鹿島市と接する。多良岳を頂点として、有明海に向かってほぼ扇状に広がっている。
 町域の大部分は多良岳の北斜面丘陵地が占め、ミカンや茶の栽培が行われている。太良町の竹崎地区近海で獲れるものは特に「竹崎カニ」とよばれて珍重されている。奈良時代には修験道の霊場として栄えていた多良岳には、希少性の高い動植物が生息している。

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有明海の魚料理の写真

写真提供:乾祐綺

有明海の魚料理 (佐賀県 佐賀市 / 佐賀県 白石町 / 佐賀県 鹿島市 / 佐賀県 太良町 )

有明海の干満の差は最大約6m。沖合5~7kmに渡って広大な干潟が出現する。熊本県、佐賀県、福岡県、長崎県にまたがる有明海には無数の河川が流れ込み、栄養豊富な海とされ、豊かな海の幸が育まれる。  珍しい魚介類が多いのも特徴で、ハゼ科のムツゴロウは、日本では有明海と八代海の一部にしか生息していない。食べ方としては蒲焼が一般的...